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横浜FCスクールのアスリートコースの感想とレベル1とレベル2の違いについて

早いもので横浜FCスクールのアスリートコースに入って9ヶ月が経ちました。前回の投稿

横浜FCスクールのアスリートコースに入って3ヶ月目の感想

横浜FCスクールのアスリートコースに入ってみて3ヶ月目となりますが、入ってみて分かったことや感じたことがありますので一度まとめておきたいと思います。アスリートコースならではの話かどうか、また、校舎ごと ...

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からも約半年経ちますし、これまでに新たに分かった情報についてまとめたいと思います。特にレベル1とレベル2の違いについて分かってきた事がありますので、この点を中心となりますが、横浜FCスクールのアスリートコースを検討されている方は参考にして頂ければと思います。

 

新年度になっての人数の変化

4月より小学3年生になったわけですが、息子が入っている横浜FCスクールのアスリートコースのレベル1は小1〜小3を対象としているため、それまで小3の子は当然小4になりますので、この段階でレベル1ではなくなります。(聞いた話によるとレベル3になるようです)息子の通う校舎では小1の子はゼロでしたので、つまりは小2から小3になる子だけのクラスになりまして、その数なんと3人(息子を含め)でした笑 そして、コーチの数は2名です笑 スクール生が3名となるともはや試合にはなりませんが、コーチの1名が加わることでかろうじて2対2はできるという状況でした。息子の校舎はピッチが狭いので多過ぎるのも微妙ですが、少なすぎるというのもさすがに微妙な感じはしていました。ただ、コーチが2名いますし、ここまで少人数ですとしっかりすぎるほど見てもらえますので、トータル環境としては良いと感じました。横浜FCスクールのアスリートコースは、そのコンセプトから基本的にはセレクションや一般クラスからの推薦等、スクール側が認めた人しか入れないのですが、セレクションも年に何回かありますし、一般クラスからの推薦もあります(息子以外の2名はこちら経由)ので、少しずつ人数が増えていくだろうとは思っていましたが、実際にこの半年で6名(息子を含め)にまではなりました。ちなみに、全員小3ですので、やはり小1、小2で入るのはなかなかハードルが高く、息子同様年度の後半で2年生がちらほら入ってくると思われますが、大半は3年生ということになるのでしょう。この年代の1年の差は本当に大きくレベルが全然違いますので、3年生と一緒にやっても問題ないレベルということが一つの基準になるのかもしれませんが、実際そのような子はごく少数ですし、さらにその子が横浜FCスクールに入るのか、というともっともっと少なくなってしまうでしょう笑 ということで、現在は6名で実施していますが人数としては良いと思います。子ども6名にコーチ2名というスクールはほぼないと思いますので、しっかりと見てもらえます。他の校舎は分からないのですが、おそらくはどこも似たようなものだと思います。

 

レベル1とレベル2の違いについて

横浜FCスクールのアスリートコースに入ってからの最大の興味がこの点でした。スクールで一緒に練習するのは同じレベル1の子達ですので、実際に見た事がありませんし、特にこれが出来ていればレベル2というような基準が公開されているわけではないので、相変わらずよく分かってはいないのですが、少し分かってきたことがありますので、それらをヒントに考えてみたいと思います。

 

アスリートコースレベル分けテスト

半年に1度?あるという噂のレベル分けテストが学校が夏休み中の8月の土曜日実施されました。ただ、息子はチームの活動があるため参加できませんでしたので実際のところどのようなものだったかは不明ですが、知り合いのパパに聞いたところ、ひたすら試合をしていたということでした。一方、レベル分けテスト当日に都合が悪い場合には8月の通常のスクール内でテストを実施するという話もあったのですが、結局息子のスクールでは行われませんでした。この件コーチと会話したところ、

  • 短距離走のタイム
  • スローインの距離
  • 立ち幅跳びの距離

を測定するため準備が必要であり、9月のどこかで実施するということを聞きました。ただ、結局9月も通常スクール内では何の測定も行われず・・・一体どうなっているのかと思っているのが今時点の状況です。おそらく次回横浜FCスクールの情報をお伝えする際には何らか進展があるような気はしますが、正直スクール運営に不満がある部分です。話が少し逸れましたが、レベル分けテストの際にはひたすらゲームだけ実施していたということでしたので内容が違うので謎が残るのですが、この情報から考察できる部分としては、

  • レベル1の子はレベル2の子が混ざった試合の中でどの程度できるか?
  • 運動能力がどの程度か?(例として、短距離走のタイム、スローインの距離、立ち幅跳びの距離)

という2点だと考えられます。たしかに通常のスクールではレベル1の子しかいませんから、さらに1段レベルが上がった中でもしっかりプレーできる必要があるわけで、ただ、こうなるとレベル2の子は何を目的にレベル分けテストを受けるのでしょうかね?この辺りは息子はレベル1という事もあり、レベル2の知り合いがいるわけでもないですし、レベル分けテストを受けたわけでもないので分かっていないのですが、例えばアスリートコーススペシャルの選考やU-12強化カテゴリーの選考も行われるのかもしれません。この点も今後分かればお伝えします。

 

スクール内でのコーチとの会話

スクールに行くと終了後にコーチと少し立ち話が出来ますので、そこでいつも軽く会話をしています。その中では、主にチームでの状況を話したりしながら、基本は雑談というトーンではありますが、そこでたまに息子に対する課題のような内容が出てくることがあります。具体的にというより、やんわりとという感じですので想像が必要な部分もあるのですが、ただ、いずれにしても、おそらくはそれがレベル2に必要なことで、息子に足りていないことなのだと考えており、これまで出てきた内容は大きく2つです。

  • 判断スピードの速さ
  • 選択肢の数と優先順位

つまり、これらが足りないということだと捉えました。最初の判断スピードについては、ボールを受けてから次のプレーを考えているというようなトーンの内容でしたので、それでは遅く、ボールを受ける前から次のプレーを考えておくということが必要という意味だと思います。それ自体は違和感なく、その通りですという感じです笑 たしかに息子はボールを受けることばかりに気を取られ、そもそもどのようにしてゴールまで攻撃を繋げていくかという視点ではプレーできていないのが明らかですので・・・二つ目の選択肢の数と優先順位というのは、自分がボールを持っている時に何個の選択肢を持ってプレーしているかというトーンでして、息子の場合には、パスコースは見れているのですが、自分で運ぶというような点が欠けているというような内容に聞こえました。これもたしかにその通りでして、息子はパスを受けた後に、奥の方からパスコースを探してはいるのですが、例えば前にスペースがあるなら、自分で運んだり、敵に対する際にもパスという選択肢だけではなく、ドリブルで相手を抜くという選択肢も持つべき、ということや、相手のゴール前であれば、さらにシュートという選択肢も増えてくるべきなわけですので、それらも選択肢として持ちつつ、一番良い判断をするということが求められるわけです。パスではなく、ドリブルやシュートの方が優先順位が高い状況というのも当然多くあるわけですので、単にドリブルやシュートのスキル不足のためにパスを選択してしまっている可能性も含め、トータルとして状況判断の能力が足りないということだと考えました。もちろん、すでに息子が息子が出来ている事でレベル2に必要なこと、というのはあるでしょうから、これだけができれば良いというわけではないと思うのですが、私にとっては大きなヒントにはなりました。ただ、どうやって伸ばしていくかはなかなか悩ましいところでもありますが、きっとチームやスクールの活動の中で、本人に意識してもらいながらということになると思います。

 

対外試合でのプレー

前回の投稿でもお伝えしていますが、アスリートコース限定で対外試合をすることがあります。試合は学校が休みの土日祝で2ヶ月に1度くらいのペースで実施されているような感覚です。また、学校の夏休み期間に2、3回とありましたので、学校の長期休暇の際にはより多く実施されるということなのでしょう。息子はチームの活動と重なることがほとんどですのでこれまで一度も参加したことはないのですが、偶然1度だけ同じ大会に出ていたことがあります。そこでは普段一緒にやっている子もいたので会場では声をかけ合っていました。対戦するのを楽しみにしていたのですが、息子のチームも横浜FCのアスリートコースのチームは予選グループも別で決勝トーナメントも反対側の山であったため決勝まで行かないと対戦しないという組み合わせであったたので、両方とも途中で負けてしまったため残念ながら対戦することはありませんでした。また、ほとんど横浜FCの試合は見ることができなかったのですが、1試合だけ見ることができました。その1試合を見て、明らかに3名くらいでしたが上手い子がいました。対外試合の案内にはアスリートコースと学年は限定されているのですが、レベルについては特に限定されておらず、小3の場合だとレベル1、レベル2の子が混在するということになるのだと思いました。レベル1の子は息子と同じ校舎の子達は分かりますので、その子たちと比べても明らかにレベルが違う感じであったため、実際に見てレベル2とレベル1の違いを感じる事ができました。一番感じたのは、

  • しっかりと味方と相手を見てサッカーをしている

ということです。そのため、常に相手の逆を取りながら、しかも、よく見えているので優先順位の高い、相手にとって嫌なプレーを常にするので、やはり目立ちます。後日スクールのコーチに聞いたところ、たしかに何名かレベル2の子も混ざっていたとのことなので、予想は当たりました笑 ということで、ぜひチームの活動スケジュールと重ならずチャンスがあれば一度は対外試合に参加したいと思いました。

ちなみに、横浜FCのチームは普段のスクールのユニフォームで参加するわけではなく、横浜FCとしてのユニフォームを着用してプレーしており、しっかりとスポンサーのロゴも多数付いていて、とても格好良いユニフォームでした笑

 

スクールの継続特典について

年度の切り替わりに際してスクールを継続した場合には継続特典があります。息子は2022年の1月に入会していますので、2023年には継続という状態になるようです。継続特典は、

  • スクールソックスプレゼント
  • トップチーム ホームゲーム3試合無料招待(1枚のみ)

スクールソックスはそのままですが、ソックスはスクールウェアの中で最も消耗が激しいものですので大変助かります。

トップチームの試合を無料招待というのは将来トップチームでプレーしたいと思ってもらうためにも大変素晴らしい特典だと思いました。

座席は、

  • バックホームエンド指定席
  • ホームゴール裏指定席

となりますが、少し注意が必要です。サッカーを見たいという場合にはバックホームエンド指定席で熱心なサポーターと一緒になって応援したいという場合にはホームゴール裏指定席が良いわけですが、私たちは当然バックホームエンド指定席を選ぶわけです。バックホームエンド指定席を選ぶ人が多いのだと思うのですが、座席を指定できる日が決まっており、指定日だけでなく指定時間になってすぐに座席を選ばないと連番の席が余っておらず、結局はホームゴール裏指定席しか残っていないという事になりますので、バックホームエンド指定席を希望する場合には注意が必要です。なお、無料招待はスクール生分の1枚のみですので親と一緒に行く等の場合にはチケットを割引価格ではありますが購入が必要です。バックホームエンド指定席は2,800円でした。さて、3試合無料招待でしたが、チーム活動のスケジュールの都合上、私たちは1試合しか行く事が出来ませんでしたが、横浜FCのホームスタジアムはサッカー専用スタジアムであるニッパツ三ツ沢球技場ですので、普段等々力にしか行かない私たちにとってはサッカー専用スタジアムの距離感の近さは大変良いものでした。

ただ、ニッパツ三ツ沢球技場ですがアクセスは正直良いとはいえません・・・等々力も良いとは言えないのですが、等々力より大変でして、起伏が激しく登山をしているかのようなくらいでしたし、駅からも遠いですし、駐車場も広くないですし近隣にもあまりないので、かなり前もって現地に行かないと車だと特にきつかったです。ただ、これほど近くでプロの試合を見れる機会はあまりないですし、1枚無料+1枚割安でチケットを入手できるわけですから、とても良かったですし笑、実際に息子もこの距離の近さにかなり驚いていました。

 

さて、横浜FCのトップチームは現時点でJ1最下位ですので、このままではJ2降格の危機にあります。スクールやアカデミーの発展を考えるとJ1とJ2とでは大きな差が出てくると思いますので、ぜひJ1に残留出来ることを願っています!

 

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