チーム・スクール

川崎フロンターレエリートクリニック1回目

エリートクリニックとは?

川崎フロンターレのエリートクリニックに参加してきました。エリートクリニックというのはいわゆるスクールですが、楽しむというよりレベルアップを目指すという点に重きを置くものだと思います。

Webサイトより引用します

川崎フロンターレではレベルアップを目指す小学1・2年生を対象にエリートクリニックを開催いたします。「試合でチームを勝たせられる選手になりたい!」「上の学年の試合で活躍したい!」そんなレベルアップを目指す選手を募集します!! 高め合える環境の中でレベルアップを目指そう!!

また、このクリニックで高い評価を得られた選手には、練習生としてエリートクラスへチャレンジしていただける可能性もございます。
皆様からのたくさんのご応募お待ちしております!

ということで、これ以上の詳しい内容はよく分かりませんでしたが、フロンターレのエリートクラスの練習生になる可能性があるということであれば、参加する子はかなりレベルが高い内容だろうと思いましたし、小学2年生の今しか参加できませんので、申し込みました笑 人数が多ければ抽選でということだったのでどうなることかと思いましたが、抽選の結果当選したというようなメールが来ましたので、おそらく人数が多く抽選になったということなのでしょう。当たって良かったと思いました笑 ちなみに、1回1時間で全6回のコースとなります。

 

実際の練習は?

エリートクリニック1回目の当日、会場は通常のフロンターレのスクールと同じ富士通スタジアム川崎ということで、いつも通り向かいましたが、なんと、担当のコーチもスクールと同じでした笑 たしかに可能性としてはありそうですが、想定はしていませんでしたね笑

私はスタンドからの観戦でしたので、グラウンドの声はあまりクリアには聞こえませんでしたが、エリートクラスで実際に実施している練習をするというような感じで言っていたと思いますし、後で息子に聞いたところ、「多分そう言っていた」とのことです笑 多分って何?って思いましたが笑

  • リフティング
  • コーンドリブル
  • ゲーム

という3本立てでした。最初なのでゲームを多めにやるとのことでした。おそらくは各人の実力を見極めたいということなのでしょう。全部で20人ちょいくらいの人数です。

リフティングは、インステップ、インサイド、アウトサイド、ももをそれぞれ30回ずつ実施するというもので、落とさないで実施するようにというふうに見えました。息子はインステップのリフティングはできますがそれ以外はあまりできないので苦戦気味・・・他の子はめちゃくちゃうまく全く落とさない子と息子と同じくらいのレベルの子とが半々程度であったような印象です。コーチから皆に向けて毎週見るから練習してくるようにと言われていたようですので、ちゃんと練習しようと思いました笑

次にコーンドリブルですが、斜めに5個くらい置かれているものを

  • 利き足でコーンの外側を回る
  • 利き足でコーンの遠いサイドをターンして回る

という2パターンをやっていまして、

  • 直線だけでなくコーンを回ったりターンする際もスピードを落とさない
  • むしろ、ミスしても良いからスピードを上げた状態でコントロールするように
  • コーンをターンする際は敵からボールを隠すというイメージで

というようなところがポイントだったようです。

息子はコーンをターンする際に反対側から回り、コーンの周りをくるくる回る謎の動きをしていました・・・全くちゃんと話を聞いていたんだか・・・汗 が、同じようにくるくる回る子が結構いて、一方で、すごくうまい子も結構いたので、なんとなくリフティングの時もそうでしたが、うまい組と息子と同じレベル組とで2極化しているような印象でした。

 

自分でできるだけ前に運ぶことが重要

4チームに分けていました。最初はちゃんと数えていませんでしたが人数は各チームピッタリだったので全部で24人だったのでしょう。やはり感じた感覚の通りでしたが、大体1チームに2、3人うまい子がいるというような感じでした。そしてそのうまい子たちはとてもギラギラしているという感じです。まさに戦いに来ているといった雰囲気です。

コーチからは、

  • 自分で前に運ぶ意識が重要(極論、最初からゴールを決めるまで一人で運べたら一番良いくらい)
  • 失敗しても良いからまずはチャレンジしてみる

というようなことを言われていたようです。

エリートクラスと同じ指導ということなので、おそらくこれがフロンターレの育成のスタイルというか欲しい人材ということなのでしょう。息子は基本的に自分でボールを運ぶのが苦手ですぐにパスを出してしまう傾向があるのでなかなか難しいなと思いつつ、良い経験にはなると思いました。ただ、試合になるとやはり息子は前に運ぶのはパスだけとなり、自分でドリブルで運ぶということがなかなか出来ませんでした。唯一、パスカットして前が空いた時にはゴールに向かって運んでいきましたが、それは前に相手がいなくなったからであって、前に相手がいる状況で果敢に運ぶということは今後の課題ですね。パスは良いのですが、やはりまずは自力で運ぼうとした上で、パスも選択肢として持つということが大事だとは思いますので、チャレンジしてもらいたいですね。また、うまい子たちが中心となりボールを運ぶので息子はあまりボールに絡めませんでした。それでも数少ないチャンスで点を取っていたのでそれは良かったですし、守りでもしっかり体を入れて止めていました。ただ、攻めと守りの切り替えのオフザボールの動きがとても緩慢でしたのでそれが気になりました。息子に聞いてみても、そんなつもりはないということでして、おそらく自分では出来ているつもりということなのでしょう・・・ただ外から見ると明らかに緩慢なのでそこは至急改善しないとダメですね。他にも改善すべき点はたくさん見つかりました。やはりうまい子とやると色々見えてきますね。

  • ボールにもっと絡む、例えパスが来なくともサポートの動きは速く
  • ゴール前の守りが緩い、シュートはブロック、ゴール開けない
  • 攻守の切り替えが遅い
  • 守備での寄せが遅い
  • ボールを保持したらまずは自分で運ぼうとしてみる
  • ルーズボールへ全力でダッシュすべきところで出来ていない、またボールから目を切らない
  • パスミスをしたことがちらほらあったので細かい精度にこだわる

というようなところですかね。一つ一つ焦らずに克服していってもらえたらと思います。これだけ課題がありつつもこの中で全然見劣りしないでやれてはいましたので、それは良かったと思いますし、意識の高い皆の良い影響を受けて少しでも成長してくれたら嬉しい限りです。

-チーム・スクール