チーム・スクール

チームの練習参加(セレクション)してきました

練習参加というセレクション

チーム探しをしている息子ですが、セレクションに参加したチームからは練習参加という結果を頂きました。

某チームのセレクションを受けてきました

所属チームを探してパパの小さい頃育った町のクラブのセレクションに挑戦 息子はまだ少年サッカーチームに所属したことがないのですが、息子はチームでサッカーをしたいようなので、探しているところです。でも、ま ...

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体調不良により予定していた練習の日には参加できず再度調整をさせて頂き、息子も体調が回復したためようやく参加できました。

まさかの体調不良・・・

息子まさかの体調不良 息子が朝起きるとお腹が痛い痛いと言って動くことが出来ません・・・親としてもこのような経験がなく一体どうなっているのか焦るばかりでした・・・動けないものの横になっていれば大丈夫とい ...

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サッカーのセレクションの話では割と普通のことだと思いますが、要は現時点では、

 

合格でも不合格でもないので、一度練習に参加してもらいもう少し見させて欲しい

 

という意味となります。

ただし、これはチームにもよるとは思うのですが、主にセレクションで見たものの合格ではない、という点に軸足が置かれており、練習参加でよほど良くないと合格しないという意味合いに感じています。ですが、もちろん可能性があるから練習参加をさせて頂けるわけですからしっかりとアピールして欲しいと思います。ただ、日程はフロンターレのエリートクリニックと重なってしまいますのでそれが大変残念なことです・・・その前の体調不良と合わせて2回休むこととなり、全部で6回しかありませんから、実に1/3が欠席・・・でもチーム探しが優先ですので仕方ありせん。

 

アピールポイントは何か?

息子はサッカーチームでの経験がないこともあり、サッカーの動きは出来ませんし、ボールコントロールやドリブル等が上手いわけでもありません。ですので、そこではアピール出来ないのです。それが現時点でセレクションに落ちている大きな理由だと思っているのですが、一方で、それでもJリーグ下部のジュニアチームのセレクションでも1次セレクションは通りますので、つまり身体能力的には可能性がある、ということだと理解しています。身体能力と言っても総合的に優れているというより、

  • 現時点で足が速い(学校では学年1速いのでかなり速い部類に入ると思います)
  • 背が高くなる可能性がある(これは今後の話なのでなんとも言えませんが、両親ともに背は高い方なので可能性は高い気はしています)

この2点になります。ただし、息子はサッカーでは足の速さを全く行かせません・・・これはおそらくはサッカーのことが分かっていないから、どの場面で全力で走れば良いのか理解できていない感じです。プラス、全力で走るとボールに先に追いついたり、相手の子に追いついたり、スペースに抜け出せたりしてしまうのですが、そうするとボールが来てしまうので、失敗するのが怖い、というように親からは見えます・・・汗 何が何でもボールを持ち、自分でゴールを決める、というのがこの年代の子どもたちの普通の姿だと思うのですが、息子はむしろ逆で、後ろの隠れて相手のスピードに合わせて走るというような動きにしか見えないのです・・・汗 本来であればセレクションでのサッカーのプレー中にこの足の速さをアピールして欲しいのですし、息子にもそのように伝えてはいるのですが、残念ながら今の息子にはそれは難しいというのも親ですしわかっているので、さてどうしたものかと悩ましい気持ちでいました。

背の高さについては現時点でも同学年の子達よりかは少し大きいものの、もちろん、この背の高さは全く活かせることはありません笑 ただ、今後大きくなっていけば武器になっていくものと思いますので、例えば、ヘディングなどの空中戦については少しずつ基礎を固めてもらえたらと思いますので、当面は足の速さをどう武器にするか、という点に注力すべきだと感じています。

 

いざ練習参加へ

会場に着くと練習参加する子は息子ともう一人別の子の二人でした。他の子は全員チームのユニフォームを着ていたことから、おそらくは前回のセレクションで1発で合格した子はいないと思われ、今回練習参加した二人が残ったということだと思われます。

練習が始まり、最初にアップがてら?2人組となって鬼ごっこをやることになりました。これは息子にとってはかなり好都合です。なぜなら鬼ごっこであればサッカーではないので全力で走れるからです笑 鬼から逃げる時や鬼となって捕まえる時は実に速いですので笑 学校でもお友達とも良くやっているようですが、まあほぼほぼ捕まりませんし、鬼ならすぐに捕まえてしまいます。コーチが相手を指名する形でやっていましたが、これはおそらく足の速さをチェックするのだとすぐに感じました。単なる巣走りではなく色々な動きや方向が入る鬼ごっこの方がより効果的に足の速さがチェックできるということなのでしょう。ということで、現在のチームの子たちでおそらくは足の速い子たちと何回か勝負し、一緒に練習参加した子とも勝負し、結果は全て圧勝でした。息子は明らかに速かったので、全然問題なくアピール出来たと思います笑

次に、単なる鬼ごっこではなくボールを持っての1対1となりましたが、先ほどとは見違えるように動きが変わり(悪い意味でです笑)、すぐにボールは取られるわ、全くボールは奪えないわで、微妙な感じでしたが、ボールを持っていない時に相手を追う時だけは速かったです笑 そこからボールをどう奪うかは課題ということで笑(伸び代だと捉えてもらえるかどうか、だけです・・・)

その後、何パターンか1対1をやっていましたが、コーチの話についていけず・・・笑 周りの子たちの動きにもついて行けず、どうしたら良いのだろうという感じで右往左往していました・・・笑

あとは、練習参加という名のセレクションだからか、おそらくはいつもよりゲームが多めということで、ゲームをたくさんやっていました。これだけを見たら、セレクションの時とあまり変わらない感じですが、本数が多いという感じです。

 

良いところもありましたが、やはり課題の方が多く、ゲームでの活躍もまあ微妙という感じで終わりました。。。

 

悪かった点:

  • ボールの置き所が適当(相手やゴールを見ていないのでなんとなくやっている)
  • 守りの強さがないので相手に追いついてもボールを奪いきれないし、ボールを奪ったとしてもその後にすぐに奪い返される
  • パスを受けられるところにおらず、ほぼ相手の近くになぜか寄っていく・・・特に前側でのサポートに動けない
  • ボールを受けて前が空いていても自分で前に運ばずにすぐにパスを出してしまう(相手からしたら怖くないし、受け手からしてもマークに寄せられやすい)
  • 攻守の切り替えが遅く、特に守りに戻ってくるスピードが遅い(なぜか相手の後ろをゆっくり走って戻ってくる・・・)
  • ゴールを狙う気持ちがなさすぎて、ゴール前でボールを受けても、なぜかサイドの選手にパスを出す・・・
  • そもそもボールへの絡みが少なすぎる・・・
  • 相手に近いのにボールコントロールを足元にしすぎてすぐに寄せられる・・・

という、まあ従来通りの課題という感じでしたが、もちろん、良かった点も少しはありまして、

 

良かった点:

  • パスは出せていた(良いか悪いかは別にして)
  • フリーキックを蹴る場面が一度あり、見事に直接ゴールに決めた
  • 1対1の守備ではほぼ負けてはいなかった

という形でセレクションは終了しました。

 

セレクションの結果は?

セレクションの結果は当日の指定時間内に合格の場合のみ電話連絡が入るという通常の形でした。正直、受かった感じはしませんでしたし、息子もなんとなくダメな気がする、というような感触でした。ただ、もうやれることはありませんのであとは結果を待つのみです。息子を家に送り帰り、私はちょうどその日は飲み会の約束があり出かけました笑 もちろん、結果は気になりますので、電話が鳴った時に備え電話は常に見える位置に置いておきました。そして、指定の時間になり、

 

電話は鳴りました!!

 

電話が掛かってきたので、あぁ合格したんだなと確信しつつ電話に出ると、結果は合格とのことでした。早く家に帰り息子に教えてあげたいと思いつつ、終電まで飲んでいましたが、その日の酒はめちゃくちゃ美味かったというのを覚えています笑 もちろん家に帰った頃には息子は寝ていましたので、翌日に結果を伝えたのですが、意外と反応は薄く、あっそうなんだ、くらいな感じでこっちが拍子抜けしましたが、内心喜んでいる感じはヒシヒシと伝わってきましたので、良しとしましょう笑

今後の流れとしては、チーム側としては指導方針等の考え方を説明し、それに同意するということで正式に入団ということになるようですので、どこかで面談をしてこようと思います。どのような内容かは不明なものの、入団することは間違いありませんので、息子のチーム探しは一旦これで区切りということになります。セレクションというのは良い練習になりますし、良い経験にもなるのですが、結構気持ち的に疲れます。特にJリーグ下部のチームはほぼほぼ落ちるわけですから、少なからずショックを受けますので。

 

そもそも、なぜこのチームに入りたいと思ったか?

実は私としては、今回のセレクションを通じてこのチームに息子を入れたいという思いがだんだん強くなっていました。それはなぜかというと、セレクション当日に保護者宛にすごく丁寧な手紙を頂いたのです。もちろん手書きの手紙という類のものではなく、一度文面を作れば何回でも使い回せ、かつ、普通にWord等で打ったものを印刷しただけのものではありますが、内容はすごく良いことが書かれておりまして、詳細は割愛するものの、入団希望者全員を受け入れたいがそれが出来ない理由や仮に不合格でも小学生年代は成長の個人差が大きいので、セレクションの結果がそのままサッカー選手としての良し悪しということではないということや、不合格の場合は特に家庭でメンタルのケアをしっかりして欲しいということや、子供の可能性は無限大だというような内容でした。

正直、セレクションをする側からしたら、欲しい選手は合格、欲しくない選手は不合格ということになり、欲しくない選手に連絡をするということはまずないのです。あっても就職活動のお祈りメールのレベルのものしかなく、少なくとも感情がこもっているようなメッセージは聞いたことがありませんし、でもそれが普通なわけです。この点だけ見ても、なんとなく良いチームだと感じたわけです。

さらに実際に練習参加をしてみて、指導をする際の雰囲気も合理的と言いますか、いわゆる罵声を浴びせるというようなこともなく、息子の性格にも合いそうだと感じました。ということで、現時点の結果としてチームが決まりそうなので良かったです。

 

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