チーム・スクール

チームとの面談そして入団へ

息子は練習参加を経てチームのセレクションに無事に合格したため、次のステップとしてはチームとの面談となります。練習参加の際の様子はこちらとなります。

チームの練習参加(セレクション)してきました

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チームの指導・運営ポリシーは?

チームとの面談の前にチームの活動のルールというような書類を一読して、面談の場で同意し承諾書に署名・押印することが必要ということですので、書類のボリュームがそれなりにありましたが、しっかりと読み込みました。結果、特に大きく違和感があるものは一つもありませんでした。私から見ても当然と思うようなことばかりでしたのでそれはそれで良かったと思います。ですので、特筆すべきポイントについてだけピックアップしておきますと、

  • 他チームのセレクションは受けられない
  • 保護者はチームの指導には一切関与しないでほしい(という記載ではありませんでしたが、そのようなニュアンス)
  • 子どもへの過干渉に気をつけてほしい、自分で挑戦する・問題解決する機会を奪わないでほしい(親は応援・励ましに注力してほしい)

というようなものでした。

つまり、

一度入ったら最後までチームにいてほしいということ+親の関わり方としてサッカーの指導はチームに全て一任してほしい

ということで、これに同意してほしいというのが面談ということなのでしょう。

セレクションについては、今後はジュニア年代としてはチームの移籍は考えられないため他のセレクションを受けるつもりもないので、特に何の問題もありませんが、保護者の関わり方については、なんとなく言わんとすることは分からなくはないものの、完全にサッカーの指導に関わらないというのは少し確認が必要なところだと思いましたので、それは面談で聞こうと思いました。

 

チームの監督・コーチとの面談

面談当日、面談には息子は同席せずに親だけでということで、会場に向かいました。息子がおらず一人で会場に向かうのは何だか変な気分です。実際の面談は、チーム側と親側が初対面の場ですから、お互いの理解が重要です。セレクションに合格した後は、チーム側としてはチームの活動ポリシーに同意してもらい入団して欲しい、というスタンスな訳で、子どもはセレクションで見ているので親のことを見たいわけです。一方、親の側からしたら、私の場合はですが入団することは決めていますので、後は活動ポリシーの詳細のようなものについて一応確認する、という程度です。

チームからの確認点:

  • これまでのサッカー経験や現在の所属先や通っているスクールについてのヒアリング
  • 親の関わり方についての念押しで、要は余計な口出しをしないでほしいという感じでした笑
  • 子どもの性格や長所・短所、家庭での様子、どのようなサッカー選手になって欲しいかという希望はあるか?等のヒアリング

まずは、息子のサッカー環境について聞かれましたが、息子はチームに所属していないため通っているスクールについての話のみですが、要はチームに入ると練習や試合の日程が重なることを懸念されているようで、チームの活動を優先することができるのか?という点でした。それについては、もちろんチームを優先するので、今通っているスクールについては辞める必要があるため、その旨を伝えしました。ただ、これから入ろうとしている横浜FCのスクールは日程が重ならない見込みなので新規に入ろうとしているということを伝えました。

そして、やはり親の関わり方についてはすごく気にしているようでした笑 チームとしては親が余計なことをすると指導や育成の妨げになると考えているようで、とにかく活動ポリシーについて読んで理解してもらえたか?という表現が多かったのですが、それはきっとこのような意味だと解釈しました笑 さらに具体的には、練習や試合中に声をかけることは不可、もっというと練習会場に入ることも不可、試合ではベンチ側に来ることも不可、つまりベンチとは反対サイドやスタンドにいる必要があるということですね。後は、ビデオをまわすのは不可とは言えないが、そのビデオを使って指導をするのはやめて欲しいということでした。親としては確かに指導という点もあるものの、子どもの姿を残しておきたいという親心もあるので、さすがにビデオを回すのは不可とまでは言えないのでしょう。

後は、息子のことについて色々聞かれました。息子はとても人見知りで、ビビリで、弱虫で、集中力がなく、人の話を聞いていない、という言語化したらおよそサッカー選手には向かないタイプだなと我ながら思いつつ、真面目で優しい性格なので人は良いですよと笑 また、身体能力は結構高く、とにかく足が速いのです、そして両親の影響もありますが、背が高くなるポテンシャル満々です笑 つまり、足が速くて背が高く(なる可能性が高いので)、そこは間違いなく長所です。ただ、今はこの長所は全く使えませんよ、とも伝えました笑 足が速いのですが、サッカーの試合ではなぜか速く走れません、、、ボールを持っているならばドリブルやボールタッチがありますのである程度は仕方がないのですが、ボールを持っていない時も走れないのです・・・これはまさにサッカーを分かっていないとか、状況判断ができていないために走れないのだとは思います。ですので、この長所を活かせるようなサッカー選手になってほしいということは伝えました。何せサッカーチームでの経験がないこともあり、息子のはサッカーになっていないので、そこはこれからスタートと言いますか、伸び代しかないと思います笑

 

こちらからの確認点:

  • セレクションはチーム登録のないスクール等については受けることは可能か?
  • 親の関わり方としてサッカーの指導をしないでほしいということか?
  • なぜセレクションに合格したのか?

セレクションについてはもはや念の為の確認でしたが、チーム登録していないスクール等についてはセレクションを受けることは可能なようです。おそらくはJリーグ下部組織のスペシャルクラスのようなものを視野に入れることは多いと思われ、それらについては可能ということですし、実際にちょくちょくセレクションの同意書にサインしているのでそれなりに皆受けているようだとのことです。今のところ息子はスクールのセレクションを含めセレクションを受けるつもりはないのですが、中学生年代の進路をどうするかというのはその頃の実力等を踏まえて考えれば良いと思います。ちなみに、コーチから中学生年代についてJリーグ下部に興味があるか?というようなことを聞かれまして、Jリーグ下部組織を希望する旨伝えたところ、一番の近道はチームで結果を残すことだと言われました。それはどのような意味かと言いますと、Jリーグ下部組織のスカウトから見てもらえる機会はそれなりにあるということですので、セレクションを受ける必要は必ずしもないということを言っており、改めてこれから入るチームの凄さを感じました。

次に、親の関わり方についてですが、これがやはり1番のポイントだと感じまして、チームとしてはあえて答えを教えないということもあり、親が答えを教えてしまうと子どもが自分で考えなくなり、つまりは成長の阻害の一因となるという考えのようで、一方で指導をしたがる親が多いという状況のようでして、練習はおろか試合も含めチームの活動についてはむしろ見てほしくないというようなニュアンスにさえ感じました。ただ、自宅からかなり遠いですし送迎は必須という状況なのと、さすがに練習や試合は見たいという親としての気持ちもありますので、前述の通り、さすがに見るのは禁止とは言えないようです。私も例外ではなく指導したくなるタイプです・・・汗 ですが、ここは少し我慢が必要ということも理解をしました。なにせ同意書を書いて入団するので、そこはチームとの約束でもあるわけですから。

ということで、少し複雑で寂しい気持ちを抱きつつも、最後になぜ息子はセレクションに合格したのかを聞きました。なぜならば、息子の現在地はサッカーの技術はイマイチ、サッカーIQは現時点でないためサッカーの動きができず・・・という、セレクションに落ちる典型のようなレベルだったので、正直受かったのが不思議でした。ただ、受かるとしたら身体能力のポテンシャルを感じた、ということしかないと思いましたが、案の定、答えはその通りでした笑 しかも、一番は足の速さの背の高さの可能性があることということで、ピッタリでした笑 まあ、それしかないですのである意味簡単でしたが笑 技術や動きは今から頑張ればなんとかなると思うと苦笑いしていましたので、相当頑張らないとダメな気がするくらいですが、でも相当頑張れば可能性が拓けるというポジティブな解釈をしておきます笑

ということで、面談の場で承諾書に署名・押印をしまして、無事にチームに入団となりました。

チーム活動についてのパパの関わり方

さて、チームからはチームの活動に一切の干渉?というか息子への指導はしないでほしいというようなことを条件に入団した都合上、これからの関わり方について私自身も少し頭を整理して意識的に動いていく必要があります・・・

  • 自宅から遠いので当面は車で送迎するつもりですが、もはやただの送迎担当という関わり方のイメージが必要
  • ただ、息子のレベルではおそらく内容の理解もできないタイプなので、少しサポートしないと成り立たないと思われる
  • さらに、おそらくはこのまま道なりに進んでもプロへの道は難しい

ということで、悩ましいところです。特に、チーム側としても、たとえ県の競合チームといえども、そこからプロのサッカー選手になれる子はほぼいない(各学年で一人いるか・いないかレベル)なので、それよりも今後他の道を進んだ時にも活きるような力を育むという点に重きを置いている感じがするので、それはそれで間違いなく正しいと思いますのでクラブの方針は尊重しつつも、もしプロを目指すならやはりプラスアルファで何かが必要ということだと感じました。要は、単にこのまま送迎担当としてだけでもダメだろうという事実です。ですので、そこは少し試行錯誤しながら私自身も関わり方を考えていきたいと思います。チームの活動については少なくとも送迎担当がメインというのは間違いありませんから、そうなると、新たに通い始める予定の横浜FCのスクールについてはもう少し密に関与していきたいとも思います。また、さらに息子は運動神経はあまり良くないので・・・汗 最近の子ども達あるあるですが、運動神経を伸ばすような経験を自然とさせられる環境が少ないので、親が意識的にそのような環境を用意しないとダメということが多いのですが、うちはその点が足りていなかったと自覚しています。ですので、そこは今後は意識的に伸ばしていく必要があると思います。まだ十分に間に合う年代だと思いますので。その他チームやスクールでは足りないと思う部分については自主練で伸ばしていくというようなことを考えていきたいと思います。

このような関わり方になるため、このブログでは息子のチームの活動については都度投稿するということはせずに、あくまでも息子の状況としては成長度合いや課題についてはちょくちょくまとめてみようかと思います。それ以外にはスクールや自主練については切り口は考えるものの可能な限り投稿していこうかと考えてはいます。

ということで、これにて息子の小学生年代のチーム探しが終わった瞬間を迎えました。なかなか大変でしたが、ここからが本当のスタートですので気持ちを新たに息子と一緒に頑張りたいと思いました。

 

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