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スクール内対抗戦(U-8)

本業のU-8カテゴリー

先日のU-10の対抗戦に続き、今回はU-8のスクール内の対抗戦でした。

U-10の対抗戦の様子はこちら。

スクール内対抗戦(U-10)

息子にとって唯一の公式戦的なもの? 息子が保育園の時から所属しているスクールの対抗戦(U-10)がありました。スクール内の大会というような位置付けで、いわゆる公式戦を経験したことのない息子にとっては、 ...

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小2の息子にとってはU-8のこちらがある意味本業と言えるわけですが、普段は小3以上のお兄さんたちとやっているので、普段一緒に練習していない子たちとやるので同じチームと言ってもちょっと変な感じですが、まあ誰とやってもサッカーはサッカーですし、優勝を目指して頑張ってほしいものです。ちなみに、前回大会は見事優勝しまして、さらに息子はMVPを取りましたので、ある意味ディフェンディングチャンピオンなのですが、本人はいまいちシャキッとせずにヘナヘナして後ろに隠れるタイプので、風格みたいなものは皆無です笑

 

チーム編成は複数校舎での混成チーム・・・笑

当日会場に着くとチーム編成が配布されます。早速中を見ると、もはやスクール対抗戦の趣旨としてはなんとも言えませんが、複数校舎での混成チームでした笑 息子の通っている校舎からこの対抗戦に参加する人が少なく同じ校舎の人だけでは1チームを編成できないということのようです笑 実は前回もこのパターンでしたので正直あまり驚きはなかったのですが、それでも前回とは違いU-8のメンバーが増えていたので、今回は同じ校舎だけでチーム編成できるのでは?なんて少し思っていましたので、その意味では期待を外してしまったということです笑 さらに驚いたのは、過去の混成チームはせいぜい2校舎か3校舎からなっていたのですが、今回はもはや何校舎が混成になっているのかわからないくらいでした笑 まあ、元々同じ校舎の人たちとも普段一緒に練習しているわけではないので、あまり関係はないのですが、それでも校舎対抗戦という意味合いだったはずなので、そのように編成している校舎とその他合算チームみたいな感じになっていました。まあ、息子はサッカーの試合ができるならなんでも良いみたいなので特に問題ありませんが笑

ただ、私から見て問題があると感じたのは、無理やり混成にした感があるので、1チームの人数が多いのです・・・つまり、それは試合にずっと出られるわけではなく出られない時間が多くなるという意味になり、それはイマイチすぎると思いました。2倍くらいの人で1チームにしているので、極論1試合につき前半か後半の半分しか出られないという感じになりますので・・・

 

予選リーグを通過して決勝トーナメントそして決勝へ

試合は予選リーグと決勝トーナメントとがありますが、まずは予選を通過する必要があります。同じチームの子たちがどの程度の実力かは分からないものの、おそらくはチームとしては弱いと思います・・・それはなんとなく分かります笑 となると、息子が試合に出ている時になんとか点を取り、出ない時にはなんとか守ってもらう、というような戦い方でしか勝負は出来なさそうだとは思います。

実際に予選が始まるとやはり予想通りな展開ですが、幸か不幸か相手もあまり強い感じはありませんので、これならなんとか予選は突破できそうだなという感触はありました。実際に予選リーグは2位でギリギリですが通過しました。息子もしっかり2得点し、守りでも危ない場面はなかったので1位通過はできませんでしたが、まあ順当と言えば順当かと思います。

ただ、無事に予選は通過したものの2位通過でしたので、準々決勝は他の予選リーグを1位で通過したチームと当たることになります。見てみるとやはり息子のチームと比べると皆のレベルが高い感じです。ただ、個の力だけを見ると息子を上回っていそうな子はいないので、なんとか1点取り後は守り切るという形に持ち込めたら良いという、もはややることはこの一択という状況です笑

準々決勝の開始早々に息子がサイドからえぐり上手くゴール前へクロスを上げます。ここで大体の場合、このクロスを受けられずにゴールにはならないということになるのですが、なんと味方の子が上手く足に当ててゴールを奪いました。多分息子がゴール前で待っていたとしたら空振りするんだろうなぁ、と思っていましたので、すごいなと思いつつ味方の子には本当に感謝です。1点奪ったので後はこれを守り切るという作戦です。もちろん攻めるチャンスがあれば攻めますが、息子はもう完全に後ろにポジションを下げ、カウンターを狙うというシフトになりました。この形は一番危なげがないのですが、攻撃のチャンスも少ないので、このまま前半が終わりました。となるとここからが問題で、前半か後半しか出ないという形でしたので、後半に息子が下がるとかなり危ないなという感じです。相手のチームは人数が少なく交代がない、つまり、うまい子が前半も後半も出続けるという状況でしたので。ですがここでコーチの判断で息子は交代せずにキーパーで出ることになりました。フィールドプレーヤーで出すとなると、他の保護者の目もあるでしょうから、キーパーでというギリギリの判断だったのだと思いますが、勝つことを優先したとも思いますし、大変良かったと思います。ただ、後半が始まるともうそれはそれは絵に描いたような劣勢となります・・・何せボールを保持できません・・・ボールは奪えない、ボールを持ってもすぐに相手ボールになってしまう・・・ということでかなり厳しい戦いです。そんな中キーパーで出た息子は全て止めました。ドリブルで持ち込まれても飛び出してシュートコースを塞ぎ守り切ったり、コーナーキックでも守り切ったり、シュートを打たれても弾いて外に出したりと、まさに守護神という感じでした。ボールをキャッチした後はひたすら相手陣地側へ大きく蹴り出して時間を稼ぐ、味方にボールが通れば、さらに時間が稼げるというような形で最後まで1点を守り切り勝つことができました。圧倒的に不利な展開でも最後まで点数を決めさせなければ勝てるという弱者が勝つためも戦略をやり切ったのがとても素晴らしいところです。試合終了後、相手チームの子たちは泣いていました。まあ、たしかにチームとしての実力は明らかに相手が上で、親バカではなく本当に息子一人にやられた感じでしたので、相手の立場になるとかわいそうな気はします・・・汗 ただ、これもサッカーですから、仕方ないと思いますし、泣くほど悔しがるというのは、絶対に上手くなると思いますので。

さて、無事に準々決勝を通過し準決勝へと駒を進めたわけですが、何せチーム自体は強くありませんので、勝つためにはとにかく守りを固めて少ないチャンスをモノにするしかないわけです。ただ、少ないチャンスを確実にモノにできるほど息子は勝負強くはないので・・・点を取ることはできません・・・しかも、やはり相手も強いので、守りに回らないといけない時間も多いわけです。そんな中、相手のコーナーキックの時ですが、ゴール前で守りに入ったまでは良かったのですが、ボールばかり見て肝心のマークが外れており、それに気づきません。。。そんな時には大体そこにボールが出てくるのですが、やはりボールが出てきてシュートを打たれ、ブロックもできず・・・ゴールを奪われてしまいます・・・しかも前半終了間際の最悪のタイミングでしたので、程なくして前半が終了しました。正直、息子の責任ではないと思いますが、ただ、周りを見ていれば気づけて、ゴール前を他の子に任せつつマークに出るということはできたと思いますので、大変悔やまれます。コーナーキックから直接入れられるよりも、圧倒的にゴール前にいる相手にゴールを決められる方が可能性は高いので、危険なところはしっかりケアするということが出来なかったのが残念でなりません・・・これはかなり厳しいなと思いつつ、準々決勝と同じで後半はキーバーとして出場する息子、そこに1チャンス何かあるとかすかな期待を抱いていました。後半戦は準々決勝同様に防戦一方ですが、またしてもキーパーとしてはしっかり守り切る息子、しかし息子がいない状況では攻撃は全く出来ません・・・1点リードしている状況なら良いのですが、1点を追う状況ですので、このままでは負けてしまいます・・・というときに、奇跡は起きます。息子がキャッチしたボールを大きく前線に蹴り出した時に上手く相手の最終ラインよりも裏にボールが出て、さらにそこに味方の子が上手く走り込み、相手キーパーと1対1になり、1点返して同点となりました。まさに奇跡。得点するにはこれしかないという形がこの場面で出ました。まさに奇跡です。興奮も冷めやらぬ中ですがその後も防戦一方な展開でしたが息子はしっかりとゴールを守り切り試合はそのまま同点で終了となります。勝負の行方はPK戦へとなりました。ここでも息子はキーパーをやることになり、キッカーとしても1番手ということになりました。相手チームが先行でスタートしまして相手の1番手の選手には決められてしまいまして、さらに息子はまさかの枠を外してしまい、、、リードを許す展開となりました。ただ、2番手では相手チームのシュートは息子が止めて、味方の子は見事決めたので追いつきました。その後は、一進一退の攻防というか、全員が外していくというまさかの展開に・・・笑 たしかにキックが上手く蹴れない子がほとんどで、1、2番手あたりまではちゃんと強いシュートが打てていたのですが、その後は非常に威力の弱いシュートが飛んできます・・・笑 つまりPKなのにキーパーの方が優位という状況になりまして、このままどこまで続くのだろうか、と思っていました笑 息子はおそらくはシュートを決められることはなさそうだなと感じるくらいでしたので、後は味方の子が誰か1回決めてくれたらそれで良いので何とか1回決めてくれ、という感じで見守っていました。そんなこんなでもうすぐ一巡してしまうのでは?という中でようやく味方の子が決めてくれまして、PK戦の末に準決勝を勝利することが出来ました。息子も頑張っていましたので、次の決勝を勝てばおそらくは息子はまたMVPとなると思いましたので、なんとかあと1勝というところです。

 

決勝戦での致命的なミス・・・

決勝でも戦い方は同じです。基本的には守りをメインにしてチャンスを伺うということになります。息子のチームはチーム力としてはかなり劣るので、勝つには守りを固めて少ないチャンスに賭けるという弱者の戦術で行くしかないのです。ただ、相手もそこまで強いという感じではないので、お互いに守りカウンター狙いという結構シュールな展開になっていました笑 まあ、決勝まで来るとどちらも勝ちたいわけで、優勝も準優勝もすごいですが、それでも雲泥の差がありますから、なんとしても勝ちたいという気持ちの表れなのでしょう。そんなこう着状態が続く中ですが、息子が後ろに引いて守っていればまあ点を入れられることはない、というようなレベルではあるので勝負はまたしてもPKになるかなと思っていましたが、その時、息子は何を思ったか、相手サイド側でボールが停滞しているところに、あろうことかノロノロと出て行ってしまいました・・・あっと思ったのも束の間、一気に前線にパスが出てきて、息子もハッとして急いで戻りましたが、時すでに遅し・・・追いつかないままゴールを決められてしまいました・・・おいおい、何をやっているんだ、、、と心の中では叫んでいました・・・でも時は巻き戻せません・・・なんとか1点奪って同点に追いついてもらいたいところです・・・が、その意気込みも空回ります。ドリブルをしてもコントロールが大きくなり、シュートは力み枠を外し、どうにもならないまま、前半が終わります・・・となると、後半はまたもやゴールキーパーになるので、準決勝のように奇跡的にチームの誰かが点を取ってくれることを期待する他ありません・・・が、奇跡はそう何度も起きません・・・ほぼほぼチャンスらしいチャンスはなく、逆に攻め込まれる一方ですが、息子はゴールを奪わせません。ですが、点を取らないと負けですので、どうにもこうにも重い気分です。。。そして、時間だけが過ぎていき、無情にも試合はそのまま終了してしまいました・・・

ということで、残念ですが、目指していた連続優勝及び連続MVPというのは叶いませんでした。試合終了後には息子は号泣していましたが、自分が後ろで守っていれば得点は奪われなかったこと、そしてPK戦に持ち込めばおそらくは勝てていたと感じたことで、余計に悔しさが出てきたようです。負けて泣けるのは大変素晴らしいと思いますので、それはそれで収穫だと思います。

結果的にチームは準優賞となり、個人賞でも息子はベストゴールキーパー賞という謎ではあるものの、たしかにキーパーとして頑張っていたのでそうかなと思える賞を頂きました。

 

良かったところと、悪かったところ

 

良かったところ:

  • ゴールキーパーとしてゴールを守り切ったところ
  • 決勝で負けて泣いていたところ

 

悪かったところ:

  • ボールコントロールが大き過ぎたことが多かったところ
  • ドリブルとパスの判断が良くなかったところ
  • 守りのポジショニングが悪かったところ
  • 集中力を欠いている時間があったところ
  • 強いシュートが打てず、打っても枠に行かなかったところ(PKも外したところ)

 

ということで、課題があるということは伸び代も大きくあるということで、どんどんレベルアップして、自分の目指すものを掴み取って欲しいと思います。

 

所属チームが見つかったら、おそらくは土日も埋まるでしょうから、スクールには通えなくなるわけで、つまり小学3年からはチームに所属したいと思っている息子にとってはスクールに通うのは長くとも小学2年生(3月末)までということになりますので、ぜひ残された時間を楽しんでもらいたいとは思います。今年度のスクール対抗戦はおそらくはあと1回あると思いますので、そこでは優勝をしてもらいたいですね。今日は本当によく頑張ったと思います。

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