チーム・スクール

スクール内対抗戦(U-10)

息子にとって唯一の公式戦的なもの?

息子が保育園の時から所属しているスクールの対抗戦(U-10)がありました。スクール内の大会というような位置付けで、いわゆる公式戦を経験したことのない息子にとっては、年に3回ほどあるこのスクール内の対抗戦がある意味公式戦のようなものです。

1チーム6人で予選リーグ4ブロックあり、上位2チームが決勝トーナメントに進み、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝という形で行われます。

息子は保育園の年長さんより1学年上の子たち(つまり小学1年生)と一緒にやってきており、逆に同学年の子たちとは一緒にやっていなかったため、小学2年生ですがU-10の対抗戦がメインとなります。

 

対抗戦での結果は?

結果は息子のチームは3位でした。前回は2位でしたので順位を一つ落とす形にはなりましたが、3位にはなれたので良かったとは思います。

順位を落とした1番の要因としては、息子のチームが人数が多すぎたので、前半と後半でメンバーを入れ替えるという形になり、つまり、前半と後半で別のチームが出ているという状況になったということがあります。チーム編成としては、4年生チームと、2年(息子だけ)+3年生チームという形で、レベルとしては後者の3年生チームの方が圧倒的に高いのですが、そうなると4年生チームで出ている前半もしくは後半がかなり厳しいということになるわけです。3年生チームは守りも堅いので、ほぼ失点することはありませんが、案の定、強いチームと当たった時には、4年生チームで失点し、3年生チームで点を決められず負けてしまう、というパターンになりまして、予選リーグでも1回負けて危うく予選落ちするところでしたし、決勝トーナメントも準々決勝は勝てたものの、準決勝で敗退してしまいました。負けた試合は全て嫌な予感があたったという感じの展開でした。。。

3位決定戦では、4年生チームが失点をせず、3年生チームも得点できなかったものの同点のままPK戦となり、PK戦に勝つことができ見事に3位となりました。

 

息子の出来は?

息子の出来としては、あまり良いとは言えなかったのですが、良いところもありましたし、まあ頑張ったとは思います。

良かった点:

  • PK戦を自ら蹴ると立候補してゴールを決めたところ
  • ベンチから味方の応援をしていたところ
  • 試合に負けて泣いていたところ
  • ルーズボール、浮き玉のトラップやコントロールはできていたところ
  • ボールを持ちすぎず味方へのパスができていたところ

悪かった点:

  • 試合での声出しは皆無だったところ
  • ルーズボールへの寄せが遅かったところ、一方、相手が顔を上げているのに突っ込みすぎるところ
  • 味方とお見合いしてしまい本来自分で処理すべきボールを味方に譲ってピンチに陥ったところ
  • 相手スローイン時のポジショニングが悪く、マーク相手を同一視できていなかったところ
  • 攻撃からの戻りが遅く(走れば速いのにのんびり戻ってきて)ピンチになったところ
  • ドリブルで前へ運ぶべきところでもパスをしていたところ
  • パスミスが少しあったところ
  • シュートがキーパー正面にいくところ

まだ小学2年生ということもあり、ポジションは定まっていないのですが、DF向きに見えており、親目線からはかなり良いディフェンスをするというように見えています。ただ、もちろん課題はかなり多いのも事実でして、特に性格が超人見知りなので、強いリーダーシップが求められるようなところでは果たしてやっていけるのか?というのはかなり微妙なところです。一方、ベンチにいる時には少しながら声も出しているように見え、ちゃんと応援もしていたので、気心がわかるチームメイトであれば大丈夫そうな気もします。(大きな課題であることに変わりはないのですが)

あとは、負けて悔しくて泣いていたのですが、その姿を見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。これまでは、勝っても負けても感情を面に出すことはありませんでしたので。

 

スクールを辞めて次のステップへという人が多い?

実は息子が怪我をしたり、他のセレクションの日程と被ったりと、10月はスクールへ一度も行けておらず、この対抗戦の時に久々にお友達や保護者の方にあったという状況でして、その際、数名がスクールを辞めて、チームでの活動に専念するというようなことを聞きました。(息子も10月は一度も行っていなかったため、同じように辞めたものと思われたところもあったようです 笑)

息子が保育園の年長さんの時から、一緒にやっていて、息子も週に一度皆でサッカーをするのを大変楽しみにしていましたし、その意味で非常に寂しくなりますね。ただ、このスクールはレベルアップを目指すというより、楽しくサッカーをする、という点に重きをおり、いわゆるチームに入ってガチでやるということではない人には向いているものの、ガチでやりたい人にとっては物足りないと思うのもまた事実だと感じています。もちろん、これが良い・悪いという意味ではありませんし、個々人が自分の目指すものによって環境を選択して目標に向けて頑張っていく、というのは大変良いことだと思います。

息子の場合も、チームが決まればこのスクールを去ることになるとは思いますので、同じような形ですが、少なくとも息子にとってはこのスクールはサッカーの楽しいと感じる大きなピースであったことには間違いありませんので、次のステップに旅立つ仲間の今後の活躍を願いたいと思います。

 

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